この夏、地域の踊りメンバーに選ばれました。
盆踊りみたいなものです。
当日、出番の待ち時間、
会場を行き交う人々をぼんやり見ていました。
成人してからゆかたなど着たことのなかった私は、
賑わう人たちのゆかた姿を物珍しげに見ていたのですが、
何人かの二十歳前後の女性たちが通りすぎる時に、
“あれっ?みんな着飾ってるけど、あまりきれいには見えない”なんて
多分、多くの人たちから、
ひねた見方、とか
おばさんにそんなこと言われたくないよね、とか
やっかみだわ、なんて思われそうなことを
自然に思ってしまいました…。
いや、本当にそんな風に思いました。
それから3週間後、
地域の公民館の花壇に
当番の水やりに行きました。
桜の木の下には落ち葉がたくさん!
近所の女性たちが、自発的に掃き掃除をしていました。
私を見た女性が(私の親世代)
「暑いのにごくろうさま~」と満面の笑みで労いの声かけをしてくれました。
残暑厳しい中の、嫌々のみずやり当番だったので、
その一言は、とても励みになりました。
その時に、その女性の笑顔がとても美しく感じました。
普段着で化粧っ毛もない状態だったのですが。
素敵になることとはどういうことかな?
そう考えて、ブログを綴っていますが、
美容院や美容関係の人の教えてくれる、
いわゆる“模範的”“机上”の美しさと、
現場で見るものは、また違うし、
あるいは個々に感じ方が違うこともある(かもしれない)し、
ということを
ゆかたの女性たちと落ち葉掃除の女性を見て思いました。
因みに、
つい先日地域で行われた行事でも、100名以上の方々の参加があり、
役員として会場隅でぼやーと突っ立っていました。
そこで改めて思うことは、
特に年齢が高くなる方々においては、
男性も女性も毛髪の薄いケースが多く見られますが、
私としては、
「それがどうした」という感じです。
目の前にいる○○さん、としか認識できないので、
毛量が多かろうが、少なかろうが、
白髪だろうが、薄化粧だろうが、
ファッションがどうだろうが
他人のことはほとんど気にならず、
どうかすると観ることすら失念してるケースが割りと普通です。
私が特別な視点を持っているわけでもなく、
美容関係者でもない限り、
他人のそこまでの多くの情報を瞬時に把握はむずかしいのでは、と思います。
でも
素敵になるには?
このテーマでブログを書いていこうと思っています。